2009年12月24日木曜日

下長屋跡(元町仲通り、元町5丁目土方坂)


唐人お吉(1841~1891)が元町で過ごした数年間の、
おそらく生涯を通じて もっとも幸せだった日々の話である。
お吉には鶴松という4歳年上の大工の恋人がいた。
鶴松は江戸で幕府にいったんは武士に取り立てられたものの、
明治維新で幕府そのもの が崩壊、職を失うと、新たな職を求めて新開地横浜にやってきた。
このとき、鶴松が住んだ のが下田出身者が多く住む元町5丁目土方坂の「下田長屋」であった。そして、近くの造船所(吉浜町) で船大工の仕事についた

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